アトピーになってしまう方はそれぞれに肌に原因があります。その原因を知ることにより、一つひとつを改善していきましょう。
[1.毛孔性角化]
肉眼で見たときにわかるアトピー肌の特徴のひとつです。皮膚の表面がカサカサと感想して鳥肌状になり、毛穴がザラザラになっている状態です。手で触れたときもざらつく感じが分かります。
[2.角質水分量が少ない]
肌がカサカサに乾燥してしまうのは、皮膚の表面の覆っている角層の水分量が少ないためです。本来、皮膚には外部刺激から身を守るためバリア機能がありますが、アトピー肌は水分が不足しているため、アレルゲンなどの外部からの刺激物質が真皮に侵入しやすくなっています。
[3.汗腺以外の表皮からの水分喪量が多い]
皮膚の角質の水分量が不足していると、皮膚のバリア機能の低下を招きやすく、真皮が保っている水分までが体の外に出やすくなっています。ここでいう水分とは、汗腺から出る汗以外の失われていく水分のことです。
[4.汗をかきにくい]
アトピーの人は汗をかきにくい傾向があり、汗をかくと自分の汗が刺激となってかゆく
なることもあります。しかし、汗をかくことを避けていると、化学物質など体内に蓄積された悪化要因を排出することができず、皮脂膜をしっかり作れないので感染症にも弱くなります。さらに、汗をかきにくいと、体内に熱がこもりやすくなり、逆にかゆみを感じやすくなります。
[5.セラミド量が少ない]
アトピーの人は、角層のセラミド量が少ないことがわかっています。セラミドは、角質と呼ばれる皮膚のバリア膜の隙間を埋めるセメントのようなもので、セラミドが少ないと角質細胞が不安定ではがれやすくなり、水分が失われやすく、肌が乾燥しやすくなるのです。また、細胞の隙間からアレルゲンなどの刺激が浸透しやすく、ちょっとした刺激でもかゆみを感じやすくなります。